診療案内


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臨床病理部の紹介

業務内容

生検組織診断

脳腫瘍のような脳神経外科で手術の対象になる疾患の組織診断を行います。実際の業務は手術中に行われる術中迅速組織診断とその後の永久標本による最終確定診断の2段階からなっています。術中迅速組織診断は手術中に組織のごく一部を採取して、実際そこに腫瘍細胞が含まれているか否か、腫瘍細胞があるとすれば、それが癌のような悪性新生物であるのか否かを暫定的に判断します。検体を採取してから20分から30分で診断します。術者が病変の切除範囲を決めるのに役立てたり、手術後の治療方針を早めに検討できるメリットがあります。最終的な確定診断を下すためには、採取した腫瘍組織に特殊な処置を施し顕微鏡で観察できる永久標本を作製し、次に顕微鏡的観察所見に基づいてさらに確定診断のための特殊染色や免疫組織化学などの追加検査を行う必要があるため、診断が確定するまでに少なくとも1週間を要します。

細胞診

当センターでは主として脳脊髄液中の浮遊細胞の評価を目的として行っています。たとえば「髄膜炎」という病名は一般的にも広く知られていますが、その原因としては細菌感染や真菌感染、ウイルス感染、あるいは癌の脳転移など、様々なものがあり得ます。このようなときはその原因を明らかにして正しい治療につなげるために、少量の脳脊髄液を採取して髄液の生化学的な分析を行ったり浮遊細胞の数を計測する「髄液一般検査」、微生物を直接調べる「培養検査」や「遺伝子検査」などが行われます。これらの検査は臨床検査部で行われていますが、臨床病理部では「細胞診」という浮遊細胞を顕微鏡で観察して診断する業務を行っています。

剖検診断

神経疾患には未だに有効な治療法が確立されていないものや臨床診断が困難なもの(つまり病理解剖によって詳細に調べなければ確定診断できない病気)が多々あります。このような神経難病のために治療の甲斐なく不幸にしてお亡くなりになった方々の脳や脊髄を病理学的に調べることにより、生前には理解の難しかった病態が把握できたり本当の病名が判明することがあります。

病理診断コンサルテーション

他の医療機関の医師から寄せられるセカンドオピニオンの依頼に対して依頼医師に直接お答えしています。患者さんご本人による相談(セカンドオピニオン外来)には対応しておりませんので、ご了承ください。

スタッフ紹介

医師

宮田 元(部長)

写真:宮田元
専門医資格

日本神経病理学会指導医・認定医

研究については下記をご覧ください。
脳神経病理学研究部

臨床検査技師

笹村 彬恵

採用情報

採用に関する情報は下記をご覧ください。
秋田県立病院機構 採用情報 医師

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