診療案内


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脳卒中診療部

脳卒中診療部の紹介

脳卒中診療部とは?

当センターでは長年にわたり「脳卒中」の患者さんを神経内科、脳神経外科、内科(循環器科)で診療してきました。それぞれの診療科は専門が異なるものの「脳卒中」をそれぞれの専門性を生かして治療してきました。

ところで、「脳卒中」という病気は脳へ血液を送る血管が詰まったり破れたりして生じますが、多くの場合、高血圧や糖尿病などの全身病、心臓や腎臓など大切な内蔵の病気も伴っています。つまり、お一人の「脳卒中」の患者さんが複数の病気をもっている場合が多く、それらを治療する診療科も複数必要な場合が多いわけです。

一方、「脳卒中」の治療については神経内科、脳神経外科、内科(循環器科)それぞれが得意な分野をもち、検査や治療の方針について微妙に異なる部分がありました。ただし、「脳卒中」のうち「くも膜下出血」は治療の中心が脳外科手術ですので以前も現在も脳神経外科が担当しています。「脳梗塞」と「脳出血」については神経内科、脳神経外科、内科(循環器科)がそれぞれの専門性を発揮しつつ補い合いながら共同して診療すべきであると考えるようになりました。

そこで、1997年から当センターではお一人の「脳卒中」の患者さんに複数の診療科の医師がチームを組んで共同で診療を行うことに致しました。現在は神経内科医、脳神経外科医、循環器科医がチームを組み、各診療科の専門性を統合して患者さんお一人お一人の診療にあたっています。このチームには「脳卒中」が発症して早い時期からリハビリテーションを始めることが出来るように「理学療法士」も加わっています。このような神経内科医、脳神経外科医、循環器科医、理学療法士の診療チームを当センターでは「脳卒中診療部」と呼んでいます。

「脳卒中診療部」の医師は患者さんが入院し治療をうけて退院されるまで主治医となります。「脳卒中診療部」は看護チームと共同で診療を行います。病状が軽快したり落ち着いたりすると他の病棟へ移ります。「脳卒中診療部」はそれぞれの病棟の看護チームと共同で退院までの診療を続けます。

脳卒中診療部で行っている診療

専門の異なる各科の医師が共同でチーム医療を行うにあたり原則となる共通の診療方針が必要です。そこで、「脳卒中診療部」では検査や治療についてガイドライン(指針)を作成し、これに従って診療を行っています。「脳卒中」には現在もわからないことが多く残されていますが、私どもは出来るだけ多くの情報を集めて時間をかけて検討し現在のガイドラインを作成しました。このガイドラインは今後の医学の進歩によって改訂されていきます。私どもも「脳卒中」の治療の進歩について研究活動を行っています。治療の進歩を目指す研究について患者さんのご協力をお願いすることもあります。
点滴、内服薬、手術、急性期リハビリテーションなど現在考えられる最良の治療を駆使しても多くの患者さんが運動麻痺や言語障害などを後遺します。そこで慢性期のリハビリテーションが必要になりますが、これについては他院のリハビリテーション科へ依頼することになります。意識が回復しなかったり精神的な活動が非常に衰えてしまったりでリハビリテーションを行うことが出来ない患者さんにつきましては、当センターの医療相談室でその後の長期にわたる介護や施設への入所、他院への転院などについて相談を行っていただきます。

「脳卒中診療部」の治療成績

以下に、「脳出血」「脳梗塞」になって3日以内に「脳卒中診療部」へ入院した患者さんの約1カ月後の状態を示します。

脳梗塞(1998年から1999年)

円グラフ:自立66パーセント、要介助30パーセント、寝たきり1パーセント、死亡3パーセント

日常生活についての「自立」、「要介助」です。「自立」の患者さんの一部と「要介助」の患者さんのほとんどが慢性期のリハビリテーションのため転院しました。手術は約2パーセントの患者さんで行われました。
この結果を当センターの以前の結果とくらべると自立した患者さんの割合が多くなってきています。

脳出血(1998年から1999年)

円グラフ:自立45パーセント、要介助39パーセント、寝たきり5パーセント、死亡11パーセント

日常生活についての「自立」、「要介助」です。「自立」の患者さんの一部と「要介助」の患者さんのほとんどが慢性期のリハビリテーションのため転院しました。手術は約12パーセントの患者さんで行われました。
この結果を当センターの以前の結果とくらべると手術の頻度は少なくなりましたが、自立した患者さんの割合が多くなってきています。

スタッフ紹介

医師

師井 淳太(部長)

写真:師井淳太
専門医資格
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本脳神経血管内治療学会専門医
  • 日本脳卒中学会専門医
  • 日本DMAT隊員
専門領域
  • 脳血管障害
  • 脳血管内治療
  • 顔面けいれん
  • 三叉神経痛
  • 良性脳腫瘍
  • 災害医療

大久保 敦也

写真:準備中
専門医資格

日本脳神経外科学会専門医

國分 康平

写真:準備中
専門医資格

日本脳神経外科学会専門医

引地 堅太郎

写真:準備中
専門医資格

日本脳神経外科学会専門医

専門領域

脳血管障害

古谷 伸春

写真:古谷信春
専門医資格

日本脳神経外科学会専門医

専門領域
  • 脳血管障害
  • 脳神経外科一般

吉田 泰之

写真:準備中
専門領域
  • 脳血管障害
  • 脳神経外科一般

吉川 剛平

写真:吉川剛平
専門医資格

日本脳神経外科学会専門医

専門領域
  • 脳血管障害
  • 脳神経外科一般

佐々木 正弘

写真:佐々木正弘
専門医資格
  • 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会専門医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本体育協会公認スポーツドクター
  • 人間ドックアドバイザー
  • 認定ISLSコースコーディネーター
  • 日本救急医学会認定ICLSコースディレクター
  • 日本DMAT隊員
  • 臨床研修指導医
  • 身体障害者福祉法指定医
  • 小児慢性特定疾病指定医
専門領域
  • 脳卒中リハビリテーション
  • 脳神経外科
  • 神経救急
  • 脳卒中予防医学

遠藤 拓朗

写真:準備中
専門医資格
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • 日本脳神経外科学会専門医
専門領域
  • 頚椎・腰椎椎間板ヘルニアの低侵襲手術
  • 頚椎症・腰椎症(頚部・腰部脊柱管狭窄症)の外科的治療
  • 脊髄腫瘍・脊髄血管障害の外科的治療

採用情報

採用に関する情報は下記をご覧ください。
秋田県立病院機構 採用情報 医師

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