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カテーテルアブレーション全例登録事業(J-AB)への 参加について

当センターは、日本不整脈心電学会が主導するデータベースプロジェクトに参加しています。

このプロジェクトは、日本におけるカテーテルアブレーションの現状(治療実施施設の数、術者の数、不整脈の種類、合併症の割合等)を把握することにより、カテーテルアブレーションの不整脈診療における有効性・有益性・安全性を明らかにすることを目的としています。趣旨をご理解の上、ご協力をお願いします。このプロジェクトは2030年3月31日までを予定しています。

プロジェクトへの治療情報登録について

J-ABに登録する情報の内容

対象者は、当センターにてカテーテルアブレーション治療を受けた全ての方です。必要な項目は通常の診療記録から得られる情報です。

  • 年齢、性別、既往歴、薬などの背景
  • 不整脈の種類
  • アブレーション治療の方法と効果
  • アブレーション治療の合併症

外来受診時には、通常の診療の範囲内で不整脈やその他の循環器疾患の状況等を確認します。登録のための追加の検査や負担はありません。なお、観察期間内に当院へ通院されなくなった場合には、電話でその後の経過についておたずねする場合があります。

得られた臨床情報は担当医が暗号化通信によるインターネット経由で入力し、事務局(国立循環器病研究センター内)のサーバーに送られます。その情報には氏名、住所といった個人を特定できる情報は含みません。

登録する情報の管理

登録する情報は、それ自体で患者さん個人を特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。当センター及びJ-AB事務局では登録する情報の管理にあたって、「個人情報の取得・利用ならびに第三者提供に関する細則」、「医学系研究における個人情報保護のための安全対策管理措置手順書」、および「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を遵守します。

登録の拒否

臨床情報を登録されたくない場合は、登録を拒否していただくことができます。また、登録されたご自身のデータを削除することも可能です。担当医または個人情報相談窓口(医事課)にお知らせください。なお、登録を拒否することで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。

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