研究所
institute
回復期リハビリテーション病棟の脳卒中患者におけるBrain frailtyとバランス能力との関連
1.研究の対象
2021年7月~2024年6月までに当センターの急性期病棟から回復期リハビリテーション病棟に入院した方
2.研究目的・方法
脳卒中患者ではフレイルが予後に影響しますが、頭部画像から評価できるフレイルの指標である
Brain frailty の臨床的意義は十分に解明されていません。Brain frailtyは加齢に伴い有症率が増加し、予後に影響するとされています。そのため、高齢者に多い脳卒中ではリハビリテーションの結果に影響を及ぼす可能性があります。そこで、本研究では回復期リハビリテーション病棟に入院した脳卒中患者さんを対象に、Brain frailty の程度が退院時バランス機能に及ぼす影響と、年齢とバランス機能の関連をBrain frailty が媒介するかを、診療録と画像所見を用いて後方視的に検討します。
研究実施期間 研究実施許可日~2027年3月31日
3.研究に用いる試料・情報の種類
本研究では、次の情報を診療録から得て研究に用います:カルテ番号、年齢、性別、病歴、身体計測値、理学療法評価結果、MRIなどの画像所見、等
4.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
秋田県立循環器・脳脊髄センター 機能訓練部 〒010-0874 秋田市千秋久保田町6番10号
担当者:機能訓練部 丸山 元暉(理学療法士)
連絡先:018-833-0115(内線:2302) メールアドレス:maruyama-motoki@akita-hos.or.jp
研究責任者:秋田県立循環器・脳脊髄センター 理学療法士 丸山 元暉