【地方独立行政法人 秋田県立病院機構】秋田県立循環器・脳脊髄センター

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医療関係者のみなさまへ

循環器・脳脊髄センターの新しい専門研修コースのご案内

脳卒中診断・治療のエキスパートを目指す

各分野でのサブスペシャルティを極めたい

 

秋田県立循環器・脳脊髄センターの診断・治療技術を活かし、脳卒中、循環器疾患等の診断・治療・研究に必要な高度先進的な知識と技術を有する専門の医師を養成することを目的とする専攻コースを整備してきました。これまでもこの制度を使って脳神経外科専門医・脳卒中専門医・脳神経血管内外科専門医などの養成に取り組み、修了生ならびに学会認定専門医を輩出して参りました。

しかし今回の機構認定の新専門医制度への移行の動きや、当センターでの診療科や組織の改変などもあり、現在の専攻医制度は現実にそぐわないものになってしまいました。現在の学会専門医取得前の医師を対象とした研修制度から、専門医取得後の医師のサブスペシャルティ領域の研修に軸足を移し、より高度で専門的な研修を行っていくように制度を改編しました。

今回は以下の様なコースを準備しました。まずはお問い合わせください。連絡先はメールでkoho@akita-noken.jpまで、あるいはお電話にて018-833-0115(代表)事務部経営企画課:加藤まで。

●「脳卒中の外科技術認定医」コース

●「血行再建術(バイパス術・CEA)トレーニング」コース

●「脊髄脊椎外科専門医」コース

●「脳卒中の内科治療・血管内治療」コース

●「脳心血管病エキスパート」コース

●「脳卒中の放射線診断」コース

●「脳卒中のリスク管理」コース

 

循環器・脳脊髄センターの脳卒中診断・治療エキスパートをめざす医師への研修コース

  • 応募内容や面接の結果を考慮しますが、基本的に一年以上在籍する方には正職員(地方独立行政法人秋田県立病院機構職員)として勤務をしていただきます。
  • 当センターの脳神経外科診療部、脳卒中診療部、神経内科診療部、リハビリテーション科診療部、などにおいては大学の医局システムとは完全に独立した人事体制になっております。各個人の希望に沿って随時相談を受け付けます。医局に属さない方、医局から離れて就職を希望される方にも広く門戸を開放しております。一部の診療科では大学医局との関連がありますが、当センターの研修については希望により相談に応じます。
  • 新専門医制度の影響で混乱をしておりますが、脳神経外科については2016年4月から北海道大学脳神経外科を基幹病院とするプログラムの連携施設となりました。当センターから、特定の大学の医局に属さずに研修プログラムを開始することも可能です。希望のある方はお気軽にお尋ねください。またセンターの見学なども受け付けていますので、お申し出ください。
身分・勤務・待遇等

[身分]

一年間以上在職予定の場合は地方独立行政法人秋田県立病院機構職員(正職員)とするが、一年未満の在職予定の場合は、任期付職員とし、その待遇は経験年数などを考慮して決定する。

[勤務]

地方独立行政法人秋田県立病院機構職員就業規則に基づき、専門コースの履修にふさわしい診療部および研究部に所属し、患者の診療ならびに研究活動に従事する。

[待遇等]

1. 給与等は当機構職員給与規程に基づく。

2. 社会保険、雇用保険の適用あり(個人の状況により内容に変更あり)。

3. 学会出張などは基本的に研究費等から支給されます。

4. 週1回半日程度ですが、地域の病院にて診療応援をお願いします(有償)。

5. 所定の専攻コースが終了したときは、修了証書を交付する。

[提出書類]

採用の形態によって変わりますので。お問い合わせの上でお知らせします。

[応募期間]

特に採用にあたって受付期間などは設けておりません。随時応募は受け付けております。面接などの上で随時採用となります。

 

【各専門コースの概要】

●「脳卒中の外科技術認定医」コース:定員1名(年)

1 目的

「脳卒中の外科技術認定医」コースにおいては,未破裂脳動脈瘤の手術や血行再建術を通し,脳卒中の外科の基本手技を習得することを目的とする。

2 応募対象者

脳神経外科専門医を取得後、あるいは循環器・脳脊髄センターの指定する研修プログラムに参加できる脳神経外科後期研修医で,以下の実務が可能な者

(1)ベッドサイドでの診察と基本的な治療(周術期管理)

(2)脳神経外科の初期治療と救急救命処置(CPR)

(3)開閉頭やシャント術などの基本的な手術手技

(4)CT, MRI の読影および脳血管撮影の実施と読影

(5)日本脳神経外科学会総会,Stroke等の学会発表

3 研修内容

以下のカリキュラムを通じ,研修期間中に約15 例の動脈瘤クリッピングさらには、バイパスまたはCEA5例(最低1例ずつを含む)を術者として手術する。他に脳神経外科手術全般にわたり研修を行う。

脳神経外科院内実務研修

(1)手術ビデオによる学習

(2)動物を用いた顕微鏡手術手技の実習

(3)手術室での顕微鏡操作実習

(4)助手として手術全体の見取り

(5)実際の症例における手術計画作成

(6)手術および術後の検証(手術ビデオ編集、スケッチ、手術記録作成)

研修期間:最低2年間、(既存の動脈瘤クリッピング術の経験症例数によっては短縮も可能)、実績により研修後スタッフとしての採用可

*当院では脳卒中の外科学会技術指導医(予定)が2名在籍しています。

●「血行再建術(バイパス術・CEA)トレーニング」コース:定員1名(年)

1 目的

「血行再建術(バイパス術・CEA)トレーニング」コースにおいては、特にCEAやSTA-MCA bypass に必要な基本技術を身につけるとともに、顕微鏡手術に必要な手術顕微鏡の操作を確実にすることを目的とする。

2 応募対象者

日本脳神経外科学会専門医取得後の脳神経外科医、あるいは循環器・脳脊髄センターの指定する研修プログラムに参加できる脳神経外科後期研修医

3 研修内容

当センターの熟練術者の指導・監督の下、次のようなコースに基づきトレーニングを行い、適宜熟練術者のテストやチェックを受けて、実際の症例でのCEAやバイパス手術が可能な基礎的な技術を訓練し、バイパスまたはCEA5例(最低1例ずつを含む)を術者として手術する。

(1)基本的脳卒中の診療並びにCEAやバイパス手術の適応を決定するための画像診断の訓練

(2)ガーゼの縫合訓練

(3)ラットでの血管縫合訓練

(4)チューブを用いた縫合訓練

(5)実際の症例における手術計画作成

(6)手術および術後の検証(手術ビデオ編集、術記録作成)

研修期間:最低2年間、実績により研修後スタッフとしての採用可

●「脊髄脊椎外科専門医」コース:定員1名(年)

1 目的

「脊髄脊椎外科専門医」コースにおいては、脊髄脊椎外科の必要な基本技術を身につけるとともに、脊髄脊椎外科専門医の取得を目的とする。

2 応募対象者

日本脳神経外科学会専門医取得後の脳神経外科医、あるいは循環器・脳脊髄センターの指定する研修プログラムに参加できる脳神経外科後期研修医で脊髄脊椎外科の専門医をめざす者

3 研修内容

当センターの熟練術者の指導・監督の下、神経学的診断法、手術適応、手術の基礎的な技術を訓練する。

研修期間:最低1年間、実績により研修後スタッフとしての採用可

*当院には脊髄外科学会指導医2名が在籍しています。

●「脳卒中の内科治療・血管内治療」コース:定員1名(年)

1 目的

急性期虚血性脳疾患に対し、脳卒中の内科的治療に習熟することや血栓回収術などの基本的な脳血管内治療の技術を習得しておくことはきわめて大事なことであり、このコースではそういった能力の習得してもらうことが目的です。

神経内科専門医、脳神経外科専門医、放射線科医、循環器内科医で虚血性脳血管障害の血管内治療を勉強するものが対象になります。広く脳神経血管内治療学会専門医取得を目指す方については研修範囲を拡大して対応します。また脳卒中についての専門知識と経験を蓄積し、日本脳卒中学会教育研修病院として脳卒中学会専門医を目指す医師の研修も行ないます。

2 応募対象者

① 脳卒中の診療、特に脳虚血に対する血管内治療の実践に熱意を有し、診療能力の向上を目指している者

② 日本脳卒中学会専門医、日本脳神経血管内治療専門医取得を目指している者

③ 脳虚血に関するt-PA治療や血管内治療が最低限できる事を目指す者

3 研修内容

当センター脳卒中診療部の治療指針をベースに、脳卒中学の基本と実践について習得し、様々なオプションを有する脳卒中診療についての専門知識と経験を蓄積する。特に脳血管内治療に関しては各自の研修の目的に応じて当センターの指導医・専門医とプログラムを作成する。

研修期間:目的により最低1年から。実績により研修後スタッフとしての採用可

*当院には脳卒中専門医多数、脳神経血管内治療専門医4名が在籍しています。

●「脳心血管病エキスパート」コース:定員2名

1 目的

神経内科専門医、脳神経外科専門医、放射線科医、循環器内科医で脳と心臓の血管障害の診断法と治療を併せて勉強し、新しい分野のエキスパートを目指すもの。

2 応募対象者

① 循環器疾患に興味のある脳神経外科医、神経内科医、脳卒中医

② 脳血管疾患に興味のある循環器内科医

3 研修内容

当センターの脳卒中診療部と循環器内科診療部に同時に所属し、脳卒中診療と循環器診療の両方を行いながら、それぞれの分野における主な疾患の診断方法と不整脈治療に対する投薬管理やアブレーションなどのインターベンション治療についても学ぶ。また広く循環器病と脳卒中の臨床研究を積極的に行い、論文作成や国内のみならず海外学会での発表を行う。

研修期間:それまでの経験年数と実績によるが、目的により最低6ヶ月から。研修後スタッフとしての採用可

●「脳卒中の放射線診断」コース:定員2名

1 目的

CTやMRI、核医学検査(PET,SPECT)などを用いて、脳血管障害を中心とする脳神経疾患の画像所見を習熟し、診断法の特徴をいかして、脳卒中の画像診断を的確に行う能力を身につけることを目的とする。

2 応募対象者

神経放射線診断学を志向し、画像診断の研鑽を目的としている者

3 研修内容

(1) 脳血管障害の画像診断に必要な解剖を習熟する。

(2) 中枢神経系の機能的画像診断法および画像解析の基礎について学ぶ。

(3) 脳血管障害を中心とする脳神経疾患の画像診断を的確に行う能力を習得する。

研修期間:それまでの経験年数と実績によるが、目的により最低2ヶ月から。研修後スタッフとしての採用可

●「脳卒中のリスク管理」コース:定員2名

1 目的

脳卒中予防の観点から動脈硬化のリスクとなる高血圧・糖尿病・脂質異常症の的確な治療を行う能力、さらに虚血性心疾患や心房細動などの不整脈の診断・治療を行える能力を身につけることを目的とする。

2 応募対象者

① 脳卒中のリスク管理の研鑽を目的としている者

3 研修内容

① 高血圧症、糖尿病、高脂血症の診断及び治療法の習熟

② 虚血性心疾患及び不整脈の特に非観血的な検査と診断法の習熟

③ 臨床研究を積極的に行い、論文作成や国内のみならず海外学会での発表を行う。

研修期間:それまでの経験年数と実績によるが、目的により最低3ヶ月から。研修後スタッフとしての採用可

 

 

 

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