【地方独立行政法人 秋田県立病院機構】秋田県立循環器・脳脊髄センター

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センターのご紹介

病院長ごあいさつ

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 平成の時代も終わりを告げようとしていますが、脳研センターにとっても今年は大きく変貌し、そして飛躍する年になります。
 
 まず開設から半世紀に渡ってながらく親しまれた「秋田県立脳血管研究センター」という名称が3月1日より「秋田県立循環器・脳脊髄センター」に変更されることになりました。
 
 さまざまな意見や考え方が組み合わされてこういう名称変更に至りました。「名は体を現す」、という有名な言葉がありますが、これまでの、脳卒中に関する臨床と研究を中心に、という立ち位置では時代の要請に十分に応えていけないというのが、名称変更の要因と理解しています。
 
 県民からは三次救急を中心とする、脳と循環器の包括的医療を行うようにという要請があります。簡単に言うとこれは脳卒中もその中に含まれる「循環器」疾患に関して、あらゆる急性期医療に対応してください、ということです。少なからず労苦は伴いましたが、新棟への移転も含め、今回そのような体制が整いつつあることをご報告いたします。脳血管障害についてはこれまでと同じように、また冠動脈疾患についても専門チームが発足しましたので、どうぞ遠慮なく患者様をご紹介ください。
 
 さて医療やケアの主役としての病院の世紀が終わり、地域包括ケアシステムに主役の座を明け渡したと言われていますが、多様なメンバーが参加して広く県民の生活を守るように拡大されてきたということに他なりません。病院においても生活の質を向上させるという意味で、脳神経疾患におけるリハビリや脊椎疾患の治療は大切な役割をもちます。この生活の質を向上させるという意識が「脳脊髄」センターという言葉に表されています。脳卒中連携パスを利用した回復期リハビリ患者さんや、脊髄脊椎疾患の患者さんもどうぞご紹介ください。また、脳脊椎疾患でも循環器疾患でも、患者さんが急性期加療を終えて家庭に戻られたら、診療所などできめ細やかな加療やケアを継続していただき、生活の質を維持・向上させて下さいますよう、ぜひともお願いいたします。
 
 50年続いた伝統のある、ブランド力のある名称をあえてしまい込むことに、われわれの強い思いを感じてください。新しいセンターでは、あえて研究という2文字を外すことで、何をしている施設なのかが、もっとわかりやすくなるよう表現されました。研究という2文字は消えますが、研究活動はより活発にしていきたいと思っています。
 
 名称は機能を十分に表現し、未来に向けた可能性を開くためのものです。歌舞伎役者や噺家が能力を高め、それとともにふさわしい名前に変えていくように、新しい責務と役割を担っていく決意を感じていただければ幸いです。
 

病院長  石川 達哉

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