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2001年(平成13年)9月1日にガンマナイフ(Model-B)の治療を開始しました。
これまで治療症例総数は680例を超え、現在年間約100症例の治療を行なっています。
2007年(平成19年)6月に従来のガンマナイフ(Model-B)を最新式ガンマナイフ(Model-4C)へアップグレードし、より安全で確実な治療が可能となりました。
| Model-4Cの特徴 ■GammaPlan 4C(治療計画システム) CTやMRI、PETのデータを取り組み、組み合わせることで、確実な治療計画が作成できる。 ■Automatic Positioning System(自動位置決めシステム) 1mm以下の誤差で各病巣を自動的に位置づけすることで、治療時間が短縮できる。 |
適応症例がございましたら是非ご紹介を賜りますようお願い申し上げます。
ガンマナイフセンター長 河合 秀哉
連絡先:018-833-0115
Eメール:byousin@akita-noken.go.jp
手術をしないで短時間の放射線照射によって脳腫瘍などを治療できる画期的な治療装置です。
これまでも手術ができなかった脳の深いところの病巣や合併症の危険が高い部位の病気に対しても有効な治療法です。
ガンマナイフ治療装置本体に固定された201個のコバルト線源より出たガンマ線のビームが、ヘルメットの中心に照射されます。ヘルメットの中心に病巣を正確に置くためにはフレームと呼ばれる計測器具を使い、これによりガンマ線のビームは病巣を正確に照射されます。一本一本のビームは弱く、病巣周囲の正常な脳組織には障害を与えませんが、病巣にはビームが一つに集中するため強力なエネルギーが発生し、病巣を破壊することができます。
照射範囲の設定はすべてコンピューターにより行なわれます。治療前の画像をもとに、コンピューターが病巣の範囲を正確に縁どります。そのため周囲の正常な脳組織に与える影響はほとんどなく、病巣だけを治療することができます。照射の誤差は0.3mm以内という精度のため、副作用も極めて少なく安全な治療法です。
ガンマナイフは1968年に開発され、これまで世界中で約30万症例、日本国内で約7万症例の治療が行なわれています。2007年7月現在で日本国内51施設に導入されています。北東北では当センターのみです。
主に次の疾患に対して治療を行なっています。
| 脳腫瘍 |
転移性脳腫瘍、聴神経腫瘍、髄膜腫、下垂体腺腫、頭蓋咽頭腫 |
| 脳血管障害 | 脳動静脈奇形、海綿状血管腫 |
| 機能性疾患 |
1日目
入院・術前検査
2日目
(1)フレームの装着(約30分)
頭皮の消毒後、頭部の4ヵ所に局所麻酔を行ない、フレームをピンで固定します。頭の毛を剃る必要はありません。
(2)画像検査(約1時間)
MRI、CT、また病気によっては脳血管撮影を行います。
(3)治療計画(約1時間)
CT、MRI、脳血管撮影などの検査結果から、病変部分と照射部分の位置を決めます。その後、コンピューターで放射線の照射線量や照射時間を決定します。(患者さまにはお部屋で安静にしていただきます。)
(4)治療(1~4時間)
病気の状況によって照射時間は異なります。照射中は痛みなどはもちろんなく、ベッド上に横になっているだけです。お好みの音楽を聞きながら治療を受けることもできます。
3日目
退院
当センターまたは紹介元の医療機関で3~6ヶ月毎に経過観察を行ないます。ガンマナイフはすぐに効果がでるわけではありません。定期的な外来での経過観察を勧めています。
ガンマナイフの外来は予約制により奇数週火曜日の午後および木曜日に行っております。
新患診察日は木曜日です。あらかじめご連絡下さい。